2021年9月9日(木)

9/8 T様
この度は野外とお部屋、更には1時間の延長まで有難うございました。
一番始め、あの忘れられぬご調教からはや1ヶ月。ついに再びまみえる日が来ましたね。今日はどのような形で心もろとも身ぐるみを剥がされてしまうか…と、緊張しながらのご対面でございました。
BBSでお声がけいただき服は自分で考えてとのご命。意識の及ばぬところまで淫乱な私めを愉しんでいただけたなら幸でございます。
野外の飲み屋さんでは、ご馳走になりました。素敵なお酒と素敵な角煮とあさりをご馳走になり、舌鼓も束の間、
ーー「胸を出して」
思わず、固唾を飲みました。人通りと喧騒の中、服も、下着もはだけ。片方ずつに、徐々に晒されていく私の乳房。そして遠隔ローターのその場で装着。止めどなく責められ喘ぎを堪えるのが精一杯な中、連れ込まれた喫煙室では両乳房をお嬲りになられ。
飲み屋さんでここまでの経験はなかったもので、終始辺りを見回していたかと存じます。不安に駆られ、とうとう帰りの電車ではそれが耐えられなくなってしまって。ご無礼と存じましたが思わず、手を握ってしまったのです。
その体温と大きな指が妙な心地よさで。その手が私を守ってくださる、とでも思ったのかもしれません。思えばそこから、また綺麗なモノとしての自分を作らねばという心の壁が、また崩壊を起こしていたのだと思います。
お部屋についてからは、全身舌でのご奉仕をさせていただきましたが、やはり今回もまったくおぼつかず、お叱りを受けてしまうばかり。
やはり、自分は奴隷としては全く役に立たないのだ…という落胆の中に、またも感情が膨れ上がってくる、あの感覚。どうすれば自分は、自分として存在できるのか。ご主人様にご満足いただくのがモノとしての務め。それが成せないと、自分の価値はないーー固定概念的に、やはりそう思っていたのです。
しかしまたも、T様はその概念を見事に覆してくださいましたね。
締め上げられる縄。クリ✳︎リスに押し当てられた電マが押し当てられて…半身に襲いくる無慈悲な振動。快楽に、重りが次々と足されていく、逃げる事の叶わぬ、拷問。
抑えられぬ叫びと、仰け反り、
狂乱に痙攣を繰り返す下肢
一体何度、逝ったのか。
その逝ききったところを指で責め立てられた時にはーー私の身体は、もはや言うことを聞きませんでした。直立のまま太腿を伝っていく温かな感覚には、まるで現実感がなかったものです。
自覚した時には、すでに汚物塗れで。
役立たずの、ただただ感じることしか出来ない。モノとしての美しさなどない。まして、モノでも何でもない。しかし、これが本当の私。
そんな私を全て受け止めてくださった言葉の数々に、私は零さざるを得なかった、
貴方様の赦しが。慈悲が、想いが。
私を崩壊させていくのです。
それが幸せで幸せで。
貴方の体温と温かな唇が恋しくなるに至ったのでございます。
またお会い出来る日を焦がれております。こんな私を憶えて下さったなら、何卒よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
しおん
byしおん