2021年8月28日(土)

こんばんは、昨日ものもらいで急遽お休みを頂きました霙です。
アイパッチ付きの女王様というのもアリだったかもしれないなと今更思うなどしています。
私は剣道をかじっていた時期があるのですが、夏になると立っているだけで汗で水溜りの出来る稽古の日々を思い出します。
冬の方が足裏が固くなって皮がむけて血まみれになる可能性が下がるし、暑さで体力を持っていかれることもないので好まれましたが
個人的には暑い方が休憩がこまめにあって好きでした笑
ある先輩のように面ゲロ(面をつけたままでの嘔吐)することもなかったですし。
さて、剣道を教わる場で使われた言葉に剣筋(けんすじ)というものがあります。
太刀筋の方が聞き馴染みがあるかもしれませんね。
あらゆる責めにも筋(すじ)があるのではないかと思い立ちました。
ここでの意味は素養としての筋ではなく、軌道や流れを指します。
責め手がほんの少しでも迷えば受け手はすぐ気付きます。
1秒に満たない逡巡や、自分の失態を誤魔化すためのビンタ、やっぱり別の所を触ろうかと引っ込める指。
そういった動きは空気を介し、例え目隠しをしていようが伝わるものです。
受け手は痛みや快楽によるトランス状態に陥り、通常時より感覚が研ぎ澄まされていますからね。
迷いを悟られるからなんだというのだ、と言われればそれまでなのですが、意識の深層により深く潜る時、気を取られるようなノイズは少ないにこしたことはないでしょう。
自意識の上では私は迷っていないのですが、迷いのない責め筋がどのようにしてつくられるのかは次のブログで語ることにいたしましょう。
余談ですが、調べてみたところ大辞泉では太刀筋の説明の二番目に「相手を責め立てる言葉や文章」とありました。
自分の経験から剣道を引き合いに出しましたが、偶然にも意味合いとしても近かったようですね。
知識欲おばけなので、新しいことがまたひとつ知れて満足です。
霙
by霙(みぞれ)女王様