2022年1月6日(木)

2022年、明けましておめでとうございます。
実家から戻ってきたら、年末に購入した魅惑的な本が届いていました。
1993年に発行された20世紀初期から中期の倒錯的エロティック写真を集めた写真集です。
スタイリッシュな印象の写真ばかりですが、よくもまぁこんな背徳的なシチュエーションで…しかも、再現するとなるとかなり痛いし苦しい情景…と思うような文化的に芸術的にも素晴らしく、年始早々、加虐願望が煌めきました。
加虐的なプレイというと、「痛そう」とイメージされることが多いと思いますが、私の場合は最も精神的快楽の高い行為の一つだと思っています。
そもそも、肉体的快楽と精神的快楽、どちらに喜びを見出すか?という愚問がベースにあることを前提として、精神的快楽の本質を考察しなくてはいけません。精神的快楽=脳イキだと思ってしまうケースも私的には見当違いです。
精神的快楽とは、例えば憧れていた人に微笑まれた時の心臓から送り出された沸騰した血液が全身に駆け巡るようなロマンチシズムの極みの状態に感じるものだと思っています。
私にとっての精神的快楽というと、「痛いのなんて絶対に嫌なんだけど、SARA様の為なら耐え忍びます」という健気なマゾの姿(真っ赤に熱した針を爪の間に刺され、反対の手を思いっきり握りしめ歯を食いしばり痛みに耐えている)を見た時の、その哀れで健気な様子をこの上なく愛おしいと思った瞬間の母性と憐憫こそが快楽だと思っています。
ほとんど幻想のようなことを書き綴りましたが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
bySARA女王様